はじめに
婚活中に出会った太郎さんとのエピソードをご紹介します。
太郎さんとの出会いからお付き合いまでのお話はこちら!
恋愛経験が少なかった私が、どのようにして太郎さんとの関係を深めることができたのか、その道のりを通じて、気持ちを伝える大切さに気づいた体験をお話しします。
恋愛初心者の私と太郎さん
付き合ってからの私たち
太郎さんとお付き合いを始めたものの、私は恋愛に不慣れで、敬語+名字に“さん付け”という距離感のままでした。
お付き合いを始めた当初は1ヶ月に1回の頻度でしか会っていませんでしたが、もう少し会おうという話になり、1ヶ月に2〜3回会うようになりました。
太郎さんとのお付き合いは新鮮で楽しかったものの、正直なところ気持ちはまだそれほど盛り上がっていない状態でした。
それでも久しぶりにできた彼氏に対して、どこかワクワクした気持ちがありました。
すれ違いの始まり
お付き合いを続ける中で、次第に太郎さんに対して気になる点が出てきました。
具体的には以下の2つです。
- ご飯を奢ってくれない問題
- 送迎の問題
ご飯を奢ってくれない問題
これは自分にも原因があります。
お付き合いする前のデートで、太郎さんがご飯を奢ろうとしてくれた際に、「いいです!払います!」と遠慮して断ってしまいました。
それを何度か続けた結果、付き合ってからも毎回割り勘が当たり前になってしまったのです。
デートの頻度が増えるにつれ、割り勘による経済的負担が重く感じるようになりました。
送り迎えの問題
太郎さんは県外から転勤してきたため車を持っておらず、私が30分かけて迎えに行き、デート後にまた送り届けるのが当たり前になっていました。
付き合い始めの頃は話が弾まず、デートが2時間ほどで終わることも多かったため、「何してんだろう・・・」とネガティブに感じるようになっていきました。
どうして私がこの2つの問題に執着するのか、考えてみることにしました。
すると、私は男性に尽くしてもらうことで女の価値が上がると思っている自分に気がつきました。
だからこそ、太郎さんの送り迎えをしたり、奢ってもらえない自分が情けなく感じていたのです。
自分の考え方に気付けたものの、この思考がなくなることはなく、どう対応していいのかわからない日が続きました。
気持ちを伝える勇気
この2つの問題について、太郎さんに相談する勇気が持てず、自分だけが損をしているという気持ちに囚われていました。
そんな時、恋愛カウンセラーのブログを読み、自分の気持ちを隠したままでは良い関係を築けないと気づきました。
幸せに過ごすために彼氏を作ったのに、このままでは一緒にいても心地よい関係にはなれません。
言いたいことを我慢し続ける人生は嫌だと思い、思い切って太郎さんに、自分が感じている不満を伝えることにしました。
伝えるのは本当に怖かったし、言葉を慎重に選んだせいで、たどたどしくなりながら思いを伝えました。
太郎さんは私の話を真剣に聞いてくれ、怒ることなく一緒に解決策を考えてくれました。
解決策とその後
話し合いの結果、以下のような解決策を取ることになりました。
- 土日は太郎さんが私の住む地域の最寄り駅まで電車で来る。
- 一緒にご飯を食べたときには、太郎さんが少し多めに払う。
太郎さんの対応はとても真摯で、私の気持ちに寄り添ってくれるものでした。
太郎さんはその後もたくさん優しさをくれました。
時々プレゼントを買ってきてくれたり、奢ってくれたりしました。
しかし、当時の私は、素直にその気持ちを受け取ることができませんでした。
「ありがとう!」ではなく、「ごめんね」「次は払うね」と返してしまうことが多かったように思います。
そんな私でも、太郎さんはしっかりと向き合ってくれていました。
今振り返ると、彼の優しさにもっと早く気づくべきだったと感じます。
当時の私は、「好きならこれくらい当然」と思いがちで、感謝の気持ちを十分に伝えられていなかったかもしれません。
まとめ
この体験から学んだのは、関係を良くするためには勇気を出して自分の気持ちを伝えることが大切だということです。
たとえ相手に不満を持っていたとしても、一人で抱え込んでいては解決しません。
また、「自分ばかりが我慢している」と思い込むことで、さらに悪循環に陥ることもあります。
自分の幸せのためには、自分の素直な気持ちを伝え、自分にとって心地よい関係を追い求める姿勢が大切です。
たとえ小さな不満でも、勇気を持って相手に伝えることで、二人の関係はきっと良い方向に向かうはずです。
婚活中の皆さんも、ぜひ素直に自分の思いを伝える勇気を持ってみてください。
それが幸せな未来への第一歩になるのです。
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